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チャイナショックの影響は今後出てくるのか?

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チャイナショックの影響から、世界同時株安状況となり、先週のマーケットは大きな動きとなりました。これまで、株高・円安の流れを死守してきた東京市場も流石にあおりを受けることとなりました。

しかし、ドル円については、一時116円台まで円高になりましたが、週末には121円台で帰ってきており、完全に下値攻めに失敗した形となっています。週末価格がちょうど上値抵抗ラインで終わっていることから、週初めから一波乱あるかもしれません。しかし当面は、116円を切らない限り押し目買いにチャンスがありそうです。

そもそも、今回のチャイナショックについては、ほとんどの投資家が想定したものでありショックというほどではありません。上海市場が崩れていることは一目瞭然ですし、中国経済が相当厳しい状態であることは多くの投資家が認識しています。原油価格の下落を見ても、これまで最大の原油消費国であった中国経済の失速が見て取れます。この流れは資源国経済に大きな影響を与えることになり、資源国通貨が売られる要因にもなっています。

従って、チャイナショックごときでは、世界経済が大きく崩れるとは考えにくいのです。つまり、今回の動きは想定の範囲内であるわけです。

世界的な金融緩和状態は、同時に世界的な金余り状況を作り出しました。余ったお金は株式市場に流れ込み、世界的な株高時代を構成してきました。日本も遅ればせながら、アベノミクス以降に異次元の金融緩和政策を取り、長きにわたったデフレ経済から脱却することとなります。そして、何よりもこの世界的な金融緩和を作り出し、その恩恵を持っても享受しているのがアメリカです。

リーマンショック以降、FRBのとった金融緩和策は世界的なバブルを生み出し、ニューヨーク株式市場は下げることを忘れたかのように新高値を更新し続けてきました。このような状態はいつまで続くのか。永遠に上がり続けるマーケットは存在するはずもなく、近い時期にアメリカはその責任と自らとることになるでしょう。実は、今回のチャイナショックは、この前兆にすぎず、マーケットはアメリカ経済の行方を注意深く見守っているのです。チャイナショックがきっかけとなって、アメリカ市場が崩れるのではないか。これが今回の暴落の大きな要因であると考えられます。従って、ニューヨーク株式市場が切り返すとともに各国マーケットも大きく戻すこととなりました。

このことからもわかるように、世界のマーケットが本当の意味でのショックを受けるのは、アメリカ経済の失速、つまりはニューヨーク市場の暴落です。これまで何度も暴落の危機をはねのけてきたこのマーケットが崩れるとき、世界の投資家は本当のショックを受けることになります。

何故、アメリカの9月以降の利上げに関して、その一挙手一投足に世界の投資家が動揺するのか。その原因がここにあります。
その意味からも、今回の暴落によって示現したドル円の116円というのは大きな節目となるはずです。ここを守れるのかどうかが今後のマーケットを占ううえで最重要ポイントとなります。世界の投資家が最も注目するポイントです。

116円を割りこむようなことがあると、長きにわたって継続されてきた世界的な金融緩和からのバブルが終焉を迎える可能性が高まります。日本の株式市場もこの流れには逆らうことはできず、大きな影響を受けることになるでしょう。つまりは、円安、株高時代の終焉です。

ただし、日本市場は、他の先進諸国と比べるとさほど金融緩和の恩恵を享受したわけではありません。また、いち早く世界に先立ってデフレ経済を経験し、失われた20年を過ごしてきました。欧米諸国と比べるとバブル崩壊の影響も軽微なもので済むのではないでしょうか。ドル円にしてもそのような観点から見る必要があると思われます。

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